広島駅南口広場の再整備について、ご紹介します。
【平成28年8月】
広島駅南口広場は、JRとバスの乗り継ぎが不便であるとともに、ラッシュ時に広場に進入できない路面電車が行列待ちになっています。さらに、待合場所や憩いの場といった賑わい・交流空間が少ないなど課題があります。また、路面電車の広場への進入ルートが迂回しているため、広島駅と紙屋町・八丁堀地区間の所要時間が長く、路面電車の定時性や速達性の確保が課題となっています。こうした課題に対応し、利用者の利便性向上の観点に立った公共交通ネットワークの形成を図り、広島駅周辺地区で進展する市街地再開発事業などと一体的なまちづくりを推進するため、平成30年代半ばの完成を目指し、路面電車の進入ルートを含む南口広場の再整備が進められています。
再整備の概要
南口広場へ路面電車を高架で進入させる広場の再整備を行うとともに、市内中心部を環状で結ぶ循環ルートを整備します。
路面電車は、広場内電停の処理能力の向上を図るとともに、原則、乗降場を各方面別に4系統分確保し、利用者に分かりやすく使いやすい電停とします。
また、発着するバスは広場内にバス停を集約することにより、利用者の乗り継ぎ利便性を向上させます。
タクシーは、現状並みの規模を確保し利便性を維持します。 マイカーは、周辺の駐車場の整備状況を勘案し、短時間利用のために必要な駐車台数を確保します。
また、発着するバスは広場内にバス停を集約することにより、利用者の乗り継ぎ利便性を向上させます。
タクシーは、現状並みの規模を確保し利便性を維持します。 マイカーは、周辺の駐車場の整備状況を勘案し、短時間利用のために必要な駐車台数を確保します。
路面電車の循環ルート
路面電車の広島駅への進入ルート図
今後のスケジュール
- 平成28年度
- 基本設計
- 路面電車高架構造物検討
- 環境影響評価
- 平成29年度以降
- 環境影響評価
- 都市計画決定手続
- 実施設計、工事等