平成23年 12月定例会一般質問
【平成23年12月】
(1)市民参加のヒロシマ平和フルマラソン大会の実現について
- 【質問】:
近年の健康づくりの高まりと相まってランニング人口が増えつつある中、市民が手軽に参加し、楽しみながら走ることができるフルマラソン大会が、各地で開催され盛況となっています。各地のマラソン大会は、多くの参加者が集まり、また開催都市に多大な経済波及効果がもたらされています。世界の人々が集いヒロシマの平和の願いを共有できる一大イベントとなるようなフルマラソン大会の実現について、市長はどのように考えているのか。
- 【答弁】市長:
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市民参加のヒロシマ平和フルマラソン大会については、「広島市スポーツ振興計画」において、ひろしま国際平和マラソンについて、平和を実感することができるよう、平和大通りをスタート・ゴールとすることやフルマラソン化の検討を行うこととされております。
また、近年、健康志向の高まりとともにランニング人口が増えつつある中、市民参加型のフルマラソン大会を開催することは、議員御指摘のように、生涯スポーツの普及や振興のみならず、多くの人が集まることで、まちの賑わいや活性化をもたらし、大きな経済波及効果も期待できるものと考えます。
しかしながら、フルマラソンの具体化にあたっては、大会規模に応じたコースの選定や運営要員の確保、参加者や観客の事故防止、交通規制に伴う市民生活への影響など多くの解決すべき課題があるということも事実でございます。
このたび、熊本議員が会長となって市議会議員連盟を立ち上げられたとのことであります。そこで、今申し上げましたような課題も含めて実現に向けた議論をしていただければ大変ありがたいというふうに思っているところでございます。
(2)電力小売の自由化に伴う電力調達について
- 【質問】:
電力入札の対象の拡大について、今後、どのようにしていくのか。
- 【答弁】財務局長:
本市では、国において電力の自由化が進められて以来、平成13年度から契約電力2000kw以上の施設について、また、平成16年度以降は契約電力500kw以上の施設について、一般競争入札による電力調達を行っております。
また、契約電力50kw以上500kw未満の施設については、随意契約により電力を調達しております。
この随意契約は、本市における電力調達の一般競争入札の入札参加資格のある事業者が二者に限られている中で、そのうちの一者が、契約電力500kw以上の施設でなければ入札に参加しないということを明確に意思表明していたために行っていたものです。
こうした中で、その一者が、300kw以上の施設の入札にも参加するとの意思を表明したことから、24年度からは、契約電力300kw以上の施設についても入札を行うことが可能になると見込まれますので、入札する施設を拡大したいと考えております。
- 【再質問】:
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契約電力300kw以上500kw未満の施設には、どのような施設があるのか。
また、それらのうち競争入札を実施する施設はいつ頃決めて、入札はいつ頃行うのか。
- 【再答弁】財務局長:
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来年度から電力調達の対象施設として拡大をしたいというふうに考えております。契約電力が300kw以上で500kw未満の市の施設でございます。
23年度の状況で申し上げますと、東区役所、吉島ポンプ場、沼田高校、舟入高校等、全部で13の施設が、この300kw以上500kw未満の施設でございます。
ただし、これらの施設の中には、現在、省エネ設備の工事を整備しているものがございまして、24年度の契約電力が300kw未満になる可能性のあるものが一部にございます。こうしたことも考慮しまして、競争入札を実施する施設について、現在、精査しております。この精査を、来年1月ぐらいには終えて、来年2月の上旬には入札を実施したいというふうに考えております。