広島市議会議員 熊本憲三[くまもとけんそう] - 広島市安芸区
広島市議会議員 熊本けんそう
安心・安全なまちづくり

「トライ」市議会だより 【平成24年1月発行】 No.61

よみがえれ美しい国日本
安全・安心を政治の中心として

~郷土のお役に立たせて頂くために~

 新しい年を迎えさせていただきましたことを、皆様とともにお喜び申し上げます。

 また、これまで皆様から頂戴しています温かい御支援に対しまして、心から感謝申し上げます。

 顧みますと、昨年は、3月11日に千年に一度とも言われる東日本大震災が起き、強い揺れと大津波で岩手県、宮城県、福島県の沿岸は壊滅的な被害を受けました。

 また、この震災が原因で、東京電力福島第一原子力発電所の全電源が喪失し、冷却不能となった原子炉の建物で相次いで爆発が起き、大量の放射性物質が拡散し、周辺住民の皆さんは避難生活を余儀なくされています。

 12月には、被災地の本格復興の司令塔を創設する復興庁設置法が成立しましたが、被災地の大量のがれきは行き場を失い、港沿いや街中に山積みされたままです。また、12月には、国は原子炉が安定し、放射性物質が多量に漏れ出す可能性が小さくなったことから、原子力発電所の事故収束を宣言しましたが、原子力緊急事態宣言は解除されていません。政府は責任を持って、被災地が一日も早く日常を取り戻し、平穏な日々が再来するよう取り組まなければなりません。

 また、私たち国民一人ひとりも、それぞれの立場で、被災地やその人々に対して心を寄せ、被災された方々と共にあるという気持ちを大切に持ち続けていきたいと思います。被災地の復興なくして我が国の再生・繁栄はありません。平成24年を美しい国日本の再生元年と位置づけ、新しい国づくりを進めていかなければなりません。

 11月下旬、凶悪事件や無差別テロを引き起こし、社会に深い傷跡を残したオウム真理教事件の裁判が、裁判開始から16年余を経て終結しましたが、高い学歴を持つ医師や科学者たちがどうしてオウム真理教を信じ込み、こうした事件を引き起こしていったのかは解明されていません。私は、混迷の中から新しい国づくりを進めていく今こそ、私たち日本人が古くから受け継ぎ、引き継いできた美徳を未来へ継承していくことが求められていると思います。

 『生み育てていただいた両親に感謝しご恩に報いる。一人はみんなのために、みんなは一人のために、いつも思いやりの心で優しくする。世のため人のために何らかのお役に立つよう尽くしていく。国家の平和と国民の安全が危機に陥るような非常事態に直面したら、愛する祖国や国民を守るために、それぞれの立場で、事に当たる覚悟を決め、力を尽くしていく。』

 これは、美しい国日本の国柄であり、私たちの祖先が昔から修め守り伝えてきたものです。これを実践し、未来へと引き継いでいく、今がその時であるように思います。

 さて、広島市では、昨年11月、松井市長が湯崎県知事との会談で、市と県の二重行政(公営住宅など市域で重なる事業や施策)の解消に向けた研究会の立ち上げを提案し、合意しました。政令指定都市には、都道府県並みの権限が与えられているため、政令指定都市を抱える地域では、道府県との二重行政による行政の非効率が議論となっていますが、二重行政の解消には、どうすればこれまで以上に市民の生活がよくなるのかを起点として進めていかなければなりません。また、現行の政令指定都市制度そのものを見直さなくても、市と道府県が政策の擦り合わせをすれば二重行政を解消できるものもあるはずです。松井市長には、そうしたことを踏まえ、元気な広島市づくりの先頭に立っていただきたいと思います。

 昨年12月、広島市議会に、被爆地広島を走るフルマラソン大会の実現を目指す議員連盟が設立され、私が会長に就任いたしました。私たち有志は、フルマラソン大会への参加を国内外から呼び掛け、世界に平和の尊さを発信するとともに、多くの人々に幅広く親しまれているマラソンを通して平和への思いを共有していきたいと考えています。今後は、市民参加のフルマラソン大会の実現に向けて、解決すべき課題等について議論を深めて参りたいと考えています。

 『寒い冬には寒い所に身を置き、暑い夏には暑い所に身を置く覚悟がないとよい政治はできない』という格言があります。私自身、このことを心に刻み、皆様と共に、住みよい安芸区、元気な広島づくりに全力で取り組んで参りますので、今後とも、皆様のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 最後に、今年一年が、皆様にとって明るい年となりますことを心からお祈り申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

広島市議会議員 熊本憲三